良秀は忌々しさうにかう呟くと、蛇はその儘部屋の隅の壺の中へ抛りこんで、それからさも不承無承に、弟子の体へかゝつてゐる鎖を解いてくれました。
それも唯解いてくれたと云ふ丈で、肝腎の弟子の方へは、優しい言葉一つかけてはやりません。
大方弟子が蛇に噛まれるよりも、写真の一筆を誤つたのが、業腹だつたのでございませう。
良秀は忌々しさうにかう呟くと、蛇はその儘部屋の隅の壺の中へ抛りこんで、それからさも不承無承に、弟子の体へかゝつてゐる鎖を解いてくれました。
それも唯解いてくれたと云ふ丈で、肝腎の弟子の方へは、優しい言葉一つかけてはやりません。
大方弟子が蛇に噛まれるよりも、写真の一筆を誤つたのが、業腹だつたのでございませう。