その弟子は生れつき色の白い女のやうな男でございましたが、或夜の事、何気なく師匠の部屋へ呼ばれて参りますと、良秀は燈台の火の下で掌に何やら腥い肉をのせながら、見慣れない一羽の鳥を養つてゐるのでございます。
大きさは先、世の常の猫ほどもございませうか。
さう云へば、耳のやうに両方へつき出た羽毛と云ひ、琥珀のやうな色をした、大きな円い眼と云ひ、見た所も何となく猫に似て居りました。
その弟子は生れつき色の白い女のやうな男でございましたが、或夜の事、何気なく師匠の部屋へ呼ばれて参りますと、良秀は燈台の火の下で掌に何やら腥い肉をのせながら、見慣れない一羽の鳥を養つてゐるのでございます。
大きさは先、世の常の猫ほどもございませうか。
さう云へば、耳のやうに両方へつき出た羽毛と云ひ、琥珀のやうな色をした、大きな円い眼と云ひ、見た所も何となく猫に似て居りました。