芥川龍之介 『十円札』 しかしそこへ買いに来た朝日は、――朝日などはもう吸わずとも好い。 忌いましい物売りを一蹴したのはハヴァナを吸ったのよりも愉快である。 彼はズボンのポケットの底の六十何銭かも忘れたまま、プラットフォオムの先へ歩いて行った。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア