芥川龍之介 『十円札』 これは二時三十分には東京へはいる急行車である。 多少の前借を得るためにはこのまま東京まで乗り越せば好い。 五十円の、――少くとも三十円の金さえあれば、久しぶりに長谷や大友と晩飯を共にも出来るはずである。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア