トックやマッグも恍惚としていたことはあるいは僕よりもまさっていたでしょう。
が、あの美しい(少なくとも河童たちの話によれば)雌の河童だけはしっかりプログラムを握ったなり、時々さもいらだたしそうに長い舌をべろべろ出していました。
これはマッグの話によれば、なんでもかれこれ十年前にクラバックをつかまえそこなったものですから、いまだにこの音楽家を目の敵にしているのだとかいうことです。
トックやマッグも恍惚としていたことはあるいは僕よりもまさっていたでしょう。
が、あの美しい(少なくとも河童たちの話によれば)雌の河童だけはしっかりプログラムを握ったなり、時々さもいらだたしそうに長い舌をべろべろ出していました。
これはマッグの話によれば、なんでもかれこれ十年前にクラバックをつかまえそこなったものですから、いまだにこの音楽家を目の敵にしているのだとかいうことです。