芥川龍之介 『彼 第二』 夜更けの往来は靄と云うよりも瘴気に近いものにこもっていた。 それは街燈の光のせいか、妙にまた黄色に見えるものだった。 僕等は腕を組んだまま、二十五の昔と同じように大股にアスファルトを踏んで行った。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア