芥川龍之介 『或敵打の話』 して見れば兵衛が祥光院へ、あの日に限って詣でなかったのも、その病のせいに違いなかった。 甚太夫はこの話を聞くと、一層病苦に堪えられなくなった。 もし兵衛が病死したら、勿論いくら打ちたくとも、敵の打てる筈はなかった。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア