しかも義仲、已に覇を北陸に称す、汗馬刀槍、其掌中にあり、鉄騎甲兵、其令下にあり。
彼にして一たび野心を挾まむ乎、帯甲百万、鼙鼓を撃つて鎌倉に向はむの日遠きにあらず、是実に頼朝の畏れたる所なりき。
加ふるに義仲と快からざる、武田信光が、好機逸すべからずとして、彼を頼朝に讒したるに於てをや。
しかも義仲、已に覇を北陸に称す、汗馬刀槍、其掌中にあり、鉄騎甲兵、其令下にあり。
彼にして一たび野心を挾まむ乎、帯甲百万、鼙鼓を撃つて鎌倉に向はむの日遠きにあらず、是実に頼朝の畏れたる所なりき。
加ふるに義仲と快からざる、武田信光が、好機逸すべからずとして、彼を頼朝に讒したるに於てをや。