芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 延暦寺は平氏に対して平なる能はざる幾多の理由を有したりき。 平氏が兵糧米を山門領に課せるが如き、厳島を尊敬して前例を顧みず、妄に高倉上皇の御幸を請ひたるが如き、豈其の一たるなからむや。 反平氏の空気は山門三千の、円頂黒衣の健児の間にも充満したり。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア