葡萄美酒夜光杯、珊瑚の鞭を揮つて青草をふみしキヤバリオルの眼よりして、此木曾山間のラウンドヘツドを見る、彼等が義仲を「袖のかゝり、指貫のりんに至るまでかたくななることかぎりなし」と罵りたる、寧ろ当然の事のみ。
しかも彼は誠に野性の心を有したりき。
彼は常に自ら顧て疚しき所あらざりき。
葡萄美酒夜光杯、珊瑚の鞭を揮つて青草をふみしキヤバリオルの眼よりして、此木曾山間のラウンドヘツドを見る、彼等が義仲を「袖のかゝり、指貫のりんに至るまでかたくななることかぎりなし」と罵りたる、寧ろ当然の事のみ。
しかも彼は誠に野性の心を有したりき。
彼は常に自ら顧て疚しき所あらざりき。