芥川龍之介 『子供の病気』 そこへまた筋肉労働者と称する昨日の青年も面会に来た。 青年は玄関に立ったまま、昨日貰った二冊の本は一円二十銭にしかならなかったから、もう四五円くれないかと云う掛け合いをはじめた。 のみならずいかに断っても、容易に帰るけしきを見せなかった。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア