芥川龍之介 『子供の病気』 自分は何だかこの鼻緒が切れると、子供の命も終りそうな気がした。 しかしはき換えに帰るのはとうてい苛立たしさに堪えなかった。 自分は足駄を出さなかった女中の愚を怒りながら、うっかり下駄を踏み返さないように、気をつけ気をつけ歩いて行った。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア