それはついきのうの朝、或女学校を参観に出かけ、存外烈しい排日的空気に不快を感じていた為だった。
しかし僕等を乗せたボオトは僕の気もちなどには頓着せず、「中の島」の鼻を大まわりに不相変晴れやかな水の上をまっ直に嶽麓へ近づいて行った。
僕はやはり同じ日の晩、或妓館の梯子段を譚と一しょに上って行った。
それはついきのうの朝、或女学校を参観に出かけ、存外烈しい排日的空気に不快を感じていた為だった。
しかし僕等を乗せたボオトは僕の気もちなどには頓着せず、「中の島」の鼻を大まわりに不相変晴れやかな水の上をまっ直に嶽麓へ近づいて行った。
僕はやはり同じ日の晩、或妓館の梯子段を譚と一しょに上って行った。