芥川龍之介 『好色』 平中はやや慌てたやうに、烏帽子の頭を後へ向けた。 後には何時か童が一人、ぢつと伏し眼になりながら、一通の文をさし出してゐる。 何でもこれは一心に、笑ふのをこらへてゐたものらしい。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア