江戸川乱歩 『二銭銅貨』 松村武と私とは、その日頃、暇にまかせて、よく議論を戦わしたものであった。 夢中になって喋っている内に、いつの間にか夜が明けて了う様なことも珍しくなかった。 そして、松村も私も、互に譲らず、「俺の方が頭がいい」ことを主張していたものである。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア