ただ一つ、私の作った椅子丈けが、今の夢の名残りの様に、そこに、ポツネンと残って居ります。
でも、その椅子は、やがて、いずことも知れぬ、私達のとは全く別な世界へ、運び去られて了うのではありませんか。
私は、そうして、一つ一つ椅子を仕上げる度毎に、いい知れぬ味気なさに襲われるのでございます。
ただ一つ、私の作った椅子丈けが、今の夢の名残りの様に、そこに、ポツネンと残って居ります。
でも、その椅子は、やがて、いずことも知れぬ、私達のとは全く別な世界へ、運び去られて了うのではありませんか。
私は、そうして、一つ一つ椅子を仕上げる度毎に、いい知れぬ味気なさに襲われるのでございます。