それはもう、夜の十時頃でもあったでしょうか、三郎は抜目なくあたりに気を配って、硝子窓の外なども十分検べた上、音のしない様に、しかし手早く押入れを開けて、行李の中から、例の薬瓶を探し出しました。
いつか入れ場所をよく見て置いたので、探すのに骨は折れません。
でも、流石に、胸がドキドキして、脇の下からは冷汗が流れました。
それはもう、夜の十時頃でもあったでしょうか、三郎は抜目なくあたりに気を配って、硝子窓の外なども十分検べた上、音のしない様に、しかし手早く押入れを開けて、行李の中から、例の薬瓶を探し出しました。
いつか入れ場所をよく見て置いたので、探すのに骨は折れません。
でも、流石に、胸がドキドキして、脇の下からは冷汗が流れました。