江戸川乱歩 『屋根裏の散歩者』 彼はポケットから、毒薬の瓶を取り出すと、独でに震い出す手先を、じっとためながら、その栓を抜き、紐で見当をつけて置いて――おお、その時の何とも形容の出来ぬ心持! ――ポトリポトリポトリ、と数滴。 それがやっとでした。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア