で、いい加減面倒臭くなって、隣の時計屋へ目を移そうとしている時であった。
私はふと店と奥の間との境に閉めてある障子の格子戸がピッシャリ閉るのを見つけた。
――その障子は、専門家の方では無窓と称するもので、普通、紙をはるべき中央の部分が、こまかい縦の二重の格子になっていて、それが開閉出来るのだ――ハテ変なこともあるものだ。
で、いい加減面倒臭くなって、隣の時計屋へ目を移そうとしている時であった。
私はふと店と奥の間との境に閉めてある障子の格子戸がピッシャリ閉るのを見つけた。
――その障子は、専門家の方では無窓と称するもので、普通、紙をはるべき中央の部分が、こまかい縦の二重の格子になっていて、それが開閉出来るのだ――ハテ変なこともあるものだ。