これもあとで聞いたのだが、小林刑事が唯一の証拠品として、頼みをかけて持帰った例の電燈のスイッチにも、落胆したことには、明智の指紋の外何物も発見することが出来なかった。
明智はあの際で慌てていたせいか、そこには沢山の指紋が印せられていたが、凡て彼自身のものだった。
恐らく、明智の指紋が犯人のそれを消して了ったのだろうと、刑事は判断した。
これもあとで聞いたのだが、小林刑事が唯一の証拠品として、頼みをかけて持帰った例の電燈のスイッチにも、落胆したことには、明智の指紋の外何物も発見することが出来なかった。
明智はあの際で慌てていたせいか、そこには沢山の指紋が印せられていたが、凡て彼自身のものだった。
恐らく、明智の指紋が犯人のそれを消して了ったのだろうと、刑事は判断した。