俺として何処にやましい点があるのだ。
それに又、菰田の遺族にしたところが、そうして、一度死んだと思った主人が活き返ってくれたなら、喜びこそすれ、何の恨みに思うものか、お前はそれをさも大悪事の様に思い込んでいるが、見るがいい、こうして一つ一つ結果を吟味して行けば、悪事どころか、寧ろ善事なのではないか」
そう筋道を立てて見ると、成程、条理整然としていて、実行上に少しの破綻もなければ、且は又、良心にとがめる点も殆どないと云っていいのでした。
俺として何処にやましい点があるのだ。
それに又、菰田の遺族にしたところが、そうして、一度死んだと思った主人が活き返ってくれたなら、喜びこそすれ、何の恨みに思うものか、お前はそれをさも大悪事の様に思い込んでいるが、見るがいい、こうして一つ一つ結果を吟味して行けば、悪事どころか、寧ろ善事なのではないか」
そう筋道を立てて見ると、成程、条理整然としていて、実行上に少しの破綻もなければ、且は又、良心にとがめる点も殆どないと云っていいのでした。