江戸川乱歩 『パノラマ島綺譚』 パノラマ館の外には確かに日頃見慣れた市街があった。 それがパノラマ館の中では、どの方角を見渡しても影さえなく、満洲の平野が遙か地平線の彼方まで打続いているのだ。 つまり、そこには同一地上に平野と市街との二重の世界が在る。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア