江戸川乱歩 『吸血鬼』 思いが深く、悩みがひどかった丈けに、絶望が彼を半狂乱にしたのは無理ではない。 だが、彼は短刀をふところにしながら、それを使用する勇気はなかった。 結局弱者の道を選んで、自分自身を亡ぼす外に、何の手だてもなかったのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア