江戸川乱歩 『吸血鬼』 そこで同じ宿に泊り合わせた三谷青年は、彼女の素性を少しも知らないで、彼女に烈しい思いを寄せた。 それさえ好ましきに、あの毒薬決闘の際の、何ともいえぬ男らしい態度。 倭文子の方でも、三谷青年を思い始めたのは、決して偶然ではなかったのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア