江戸川乱歩 『吸血鬼』 「あれ、あすこです。 あの茂みの中から覗いていたのです」 彼女が、さも恐ろし相に、震える指先で、真暗に見える木立の蔭をさし示した時には、屈強な警官達でさえ、ゾッと、襟元に水をかけられた様な感じがした。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア