江戸川乱歩 『吸血鬼』 半面に月を受けて、ニヤニヤと笑っている顔は、お菊の形容した通り、正しく生きた骸骨だ。 この化物が、小川の下手人だとすれば、被害者の死体を抱ていなければならないのに、怪物は身軽な一人ぽっちだ。 では、死体は已にどこかへ隠してしまったのか。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア