江戸川乱歩 『吸血鬼』 三谷青年は、毎日の様に見舞にやって来た。 彼の方から来ぬ時は、倭文子が待兼ねて電話で呼び寄せた。 親戚といっても、立入って口出しをする程の近しい人はなかったし、斎藤老人は実直一方の好々爺で、こんな時の力にはならなかった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア