江戸川乱歩 『吸血鬼』 さて、邸内の検分を終って、外に出た時には、三谷はすらすらと解けた謎に、さも満足そうな顔をしていたに引かえ、不思議なことに、謎を解いた明智の方が、何ともいえぬ、困惑の色を浮かべているのだ。 「どうかなすったのですか」 三谷が心配して尋ねた程である。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア