江戸川乱歩 『吸血鬼』 家のまわりを一週して、隈なく探して見たけれど、石を投げた奴はどこにもいなかった。 夕暮れとはいえ、まだ物が見えぬ程ではない。 その見通しの広っぱを、たった二三十秒の間に、どうして逃げ去ることが出来たのであろう。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア