老人は丹念に、隅々を探し廻った上、どこにも、明智は勿論、その死骸さえも隠されていないことを確めると、小首をかしげながら、部屋を出る為にドアの所まで歩いて行った。
すると、丁度その時、またしても、パッと電燈が消えた。
廊下からの淡い光りが僅にドアの傍らを照らしているばかり、老人の背後は、襲いかかる様な暗闇である。
老人は丹念に、隅々を探し廻った上、どこにも、明智は勿論、その死骸さえも隠されていないことを確めると、小首をかしげながら、部屋を出る為にドアの所まで歩いて行った。
すると、丁度その時、またしても、パッと電燈が消えた。
廊下からの淡い光りが僅にドアの傍らを照らしているばかり、老人の背後は、襲いかかる様な暗闇である。