江戸川乱歩 『吸血鬼』 斎藤氏は、思わず振返って、暗闇の中の、見えぬ敵に対して、身構えをした。 「誰だ、そこにいるのは、誰だ」 誰も居る筈はなかったけれど、薄気味悪さに、老人は呶鳴って見ないではいられなかった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア