江戸川乱歩 『吸血鬼』 だが、態々あすこまで運んで置いて、中途でその目的を放棄した賊の気が知れぬ。 「賊は今、文代さんをあすこへ引かけて置いて、疲れを休めていたのです。 そこへ僕が呶鳴ったものだから、驚いて、支代さんはそのままにして、自分丈け逃げ出してしまったのです」 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア