賊は屋根から麻繩をよじ昇って、その広告風船へ天上していたのだ。
風船の腹の四方から丁度たこの様に、沢山の細い繩が集まって、地上からの太繩にむすびつけてあるのだが、その細い繩の中心に、ハンモックに乗った格好で、賊は楽々と身を横たえていたのである。
アア、何という突飛なかくれがであろう。
賊は屋根から麻繩をよじ昇って、その広告風船へ天上していたのだ。
風船の腹の四方から丁度たこの様に、沢山の細い繩が集まって、地上からの太繩にむすびつけてあるのだが、その細い繩の中心に、ハンモックに乗った格好で、賊は楽々と身を横たえていたのである。
アア、何という突飛なかくれがであろう。