江戸川乱歩 『吸血鬼』 うわさは疾風の様にちまたに拡がり、続々とかけつける見物人で、両国橋の東西は時ならぬ川開きの人山だ。 見渡すかぎり、屋根という屋根に、人間の鈴なりだ。 風がなかったので、賊の風船は、一直線に、グングン天上した。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア