江戸川乱歩 『吸血鬼』 大抵の者なら、とっくに気を失っていたであろうが、さすがは怪物、まだへこたれぬ。 気嚢は波のまにまに、突き上げ、押しおとし、ブランコの様に、めちゃめちゃに揺れ動く。 そのすべっこい表面に、とりついている努力は、並大抵ではなかった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア