闇の中に、鼻をつく屍臭、氷の様に冷え切った死体。
目がなれるに随って、ほのかに浮出して見える、恐ろしい死人の顔。
三谷はそれを物ともせず、いきなり、棺の中から老人の死骸を引ずり出すと、軽々と小脇に抱え、音もなく、物の怪の様に部屋を出て、廊下を台所横の物置部屋へとたどりついた。
闇の中に、鼻をつく屍臭、氷の様に冷え切った死体。
目がなれるに随って、ほのかに浮出して見える、恐ろしい死人の顔。
三谷はそれを物ともせず、いきなり、棺の中から老人の死骸を引ずり出すと、軽々と小脇に抱え、音もなく、物の怪の様に部屋を出て、廊下を台所横の物置部屋へとたどりついた。