江戸川乱歩 『吸血鬼』 少しでも声を出したら、こわい小父さんが母さまを捕まえに来るのですよ」 三谷は茂少年に泣き出されることを最も恐れた。 だが、おびえ切った六歳の少年は、まるで泥棒猫の様に、身をすくめ、足音を忍ばせ、声を立てようともしなかった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア