江戸川乱歩 『吸血鬼』 たとい夜更けまでは、安全であるとしても、炉の中にいると分ったからには、どうしてじっとしていられよう。 生きながら、焼かれる恐ろしさは、思っただけでも身の毛がよだつ。 しかも、いとしい我子までも、何の罪もない茂までも、同じ憂き目に会わねばならぬのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア