江戸川乱歩 『吸血鬼』 戸外なれば、ひそかに光りのもれて来る、棺のふたの隙間も、今は一様に真暗で、すぐ目の前の茂の顔さえ、少しも見えぬ程だ。 いよいよそれときまった。 このままじっとしていれば、親子もろ共、焼殺されてしまうばかりだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア