一挺の短剣がわらのしんまでグサリと突きささっているではないか。
夕暗の迫った部屋の中は、まるで深い霧にとざされたように、物の姿がぼやて見えたが、それだけに、胸の真っただ中を刺し通されて、倒れているワラ人形が、不思議な生物のようにも思われて、一層不気味であった。
それにしても、短剣は一体どこから飛んで来たのであろう。
一挺の短剣がわらのしんまでグサリと突きささっているではないか。
夕暗の迫った部屋の中は、まるで深い霧にとざされたように、物の姿がぼやて見えたが、それだけに、胸の真っただ中を刺し通されて、倒れているワラ人形が、不思議な生物のようにも思われて、一層不気味であった。
それにしても、短剣は一体どこから飛んで来たのであろう。