江戸川乱歩 『吸血鬼』 怪物が敷石を動かし始めた頃から、むせ返る様な、一種異様の臭気が、部屋中にただよい出した。 胸がムカムカする、甘酸ぱい様な腐敗の匂いだ。 恒川氏は、すぐ様、それが何の匂いであるかを悟って、非常な驚きにうたれた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア