やがて、正面の壁の中程まで進むと、一体の如来座像の前に立止り、やっぱり目丈けは格天井を見つめたまま、そこへしゃがみ込んでしまった。
一体何をしようというのだろう。
と、まるでそれが合図ででもあった様に、天井の例の個所に当って、カタンと妙な音がしたかと思うと、バッと風を切って、白銀の棒のように、蹲る怪物めがけて、投げつけられたのは、あの恐ろしい西洋短剣だ。
やがて、正面の壁の中程まで進むと、一体の如来座像の前に立止り、やっぱり目丈けは格天井を見つめたまま、そこへしゃがみ込んでしまった。
一体何をしようというのだろう。
と、まるでそれが合図ででもあった様に、天井の例の個所に当って、カタンと妙な音がしたかと思うと、バッと風を切って、白銀の棒のように、蹲る怪物めがけて、投げつけられたのは、あの恐ろしい西洋短剣だ。