江戸川乱歩 『吸血鬼』 懐中電燈は、空しく天井の隅を照らすばかり、俳優は二人とも、見物の視野から、真暗な屋根裏へと、姿を消したまま、急に降りて来る様子もない。 この所、やや暫らく舞台は空虚である。 その代り音が聞える。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア