江戸川乱歩 『吸血鬼』 だが、腐爛よりも、うじ虫よりももっと恐ろしい現象が、二つの死体に起っていた。 そこには、二人の巨人が、二人の角力取りが、丸くなって重なっていたのだ。 一人の方の腹部へ、梯子の足が食い入って、その部分が三寸程もくびれて見える。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア