江戸川乱歩 『吸血鬼』 警部が驚いたのも無理ではない。 そこにふくれ上っていた、もう一つの死骸は、決して未知の男ではなかった。 イヤ未知どころか、忘れようにも忘れることの出来ない、今度の事件の大立物が、みじめにも、風船玉のような巨体を、そこに横たえていたのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア