江戸川乱歩 『吸血鬼』 恒川氏と三谷青年とは、破損した椅子やテーブルの積上げてある隅っこを、熱心に見つめた。 陰気な五燭の電燈が、大小二人の黒怪物を、異様に照らし出している。 黒マント、黒ソフトの不思議な人物は、言葉に応じて、顔を上げると、先ず大きな色眼鏡をはずした。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア