江戸川乱歩 『吸血鬼』 兄はあかだらけの、ひげむしゃの、青ざめ衰えた、失恋の鬼と変り果てていました。 兄は床から起き上る力もなく、ボロボロと涙をこぼして、両手で空をつかむ様にして、泣き叫ぶのです。 ――おれはくやしい。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア