江戸川乱歩 『吸血鬼』 兄はある日僕の知らぬ間に、毒薬を飲んだのです。 そのいまわの際に、兄はゴボゴボと咳入って、恐ろしく血を吐いて、その血まみれの手で僕の手を握って、消えて行く声で、叫んだのです。 ――おれは我慢が出来ない。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア