そうなると、新青年の二郎も、やや本気になって、それから福田家に泊り込み、書生などにも手伝わせて、二晩三晩、曲者の正体を見届けようと努力したが、遂に何の発見する所もなかった。
一方、紙切れの数字は一日一日と減って行き、「三」という字を見た時には、福田氏も二郎も、もうじっとしてはいられない、いらだたしい気持になっていた。
今度は二郎の方から勧めて警察の助力を乞うことにした。
そうなると、新青年の二郎も、やや本気になって、それから福田家に泊り込み、書生などにも手伝わせて、二晩三晩、曲者の正体を見届けようと努力したが、遂に何の発見する所もなかった。
一方、紙切れの数字は一日一日と減って行き、「三」という字を見た時には、福田氏も二郎も、もうじっとしてはいられない、いらだたしい気持になっていた。
今度は二郎の方から勧めて警察の助力を乞うことにした。