江戸川乱歩 『魔術師』 だが、これは生々しい実物なのだ。 切口からまだタラタラと流れ出す血のり、何とも云えぬ鮮血の匂。 ただもう、ギリギリと歯ぎしりをして、身体中の毛穴という毛穴が開いて、そこから氷の様な風が吹き込む気持である。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア